日本列島に寒気が流れ込んでいますから、今日は
朝から寒いですね。
愛犬 ユウと散歩しているのですが、今日は足元
から寒さを感じました。
新しいマンションも10日を過ぎて、だいぶ慣れては
きたのですが、エレベーター内でも犬をだっこする
ルールがあるので、ビーグルのユウは肥満犬で
重いです。
よくお客様からの質問があります。
寒く空気が乾燥してきたので、髪がバサバサとした
感じになったので、乾燥から髪を守るトリートメントが
ないですか?
結論からいうと、水分の保水力の弱い、乾燥して
いる髪に対して、保水力を上げるトリートメントは
あります。
もともと髪の水分が少ない人でも、髪の水分量は
10%以上はあります。
髪がダメージしてくると、髪の水分量は10%に落ち
てきます。
寒く空気が乾燥してきたから、髪の水分量が落ちて
髪がダメージする訳ではないんです。
じつは健康な髪の毛は、空気の乾燥に対して、とても
強く、湿気よりも乾燥している状態を好みます。
濡れている状態の髪は、髪の水素結合がほどけて
いる状態なので、キューティクルが開いています。
キューティクルが開いていますから、コルテックスに
ある親水性タンパク質が流れやすくなります。
栄養を与えるトリートメントを、髪が濡れている状態で
する理由はそこにあります。
キューティクルが開くということは、タンパク質が流出
もするし補充もできることです。
寒く空気が乾燥してきたので、髪がバサバサとした
感じになったのではなく、寒さ+乾燥を髪のダメージと
して感触的に感じているからですね。
髪の保水力を上げるには、天然の成分が良いとボクは
思っています。
コラーゲン ヒアルロン酸 スクロース トレハロース
最近では、ペリセアも注目されています。
これらの成分は、保水力を持っているもので、コスト的
には、原料原価の高いものが多いです。
髪の保湿として配合する成分としては、油脂とシリコン
が多いと思います。
水分を油脂で閉じ込めれば、感触的には保湿感がする
のと、原料原価も安いという理由ですね。
BG 、PG、 グリセリン
またアミノシリコーンオイルでは、ジメチコン、シメチコン、
シクロペンタシロキサンなどがあります。
特にシリコン成分のオイルは、乾燥から髪を守るトリート
メント成分として、ほとんどの化粧品メーカーが配合を
していますが、ボクは否定をしています。
髪は天然の繊維ですから、珪素を原料とするシリコンが
髪にとって良い成分では、あり得ないと思っています。