原液化粧品という触れこみの講習会に、グループの会長に誘われたので、
先週の月曜日14日に静岡市労政会館に行ってきました。
感想としては、呆れるほどの内容の講習会でした。
美容師を集め、講習会費を2000円でしたが、科学と化粧品化学を知らない
美容師には通用するのだと感じました。
講習に行く前から、事前に情報を調べていましたので、内容については、おおよそ
見当はついていましたが、植物プラセンタ 植物コラーゲン という説明には、これで
いいのかと思うところです。
美容室からお客様に商品が販売されていくのですが、これが原液化粧品商法なのか
と改めて自分自身が化粧品を企画・販売していく中で、お客様と正直に向き合って
いこうと考えさせられました。
化粧品には、原料があります。ほとんどの化粧品原料は粉体なので、水を希釈する
のですが、これが原液というのでしょうか。
1gの化粧品原料に100ccの水で希釈しても、原液になります。1000ccの水で希釈
しても原液です。
これが化粧品原液の正体です。
美容師さんも、そうなのですが、お客様が一番の被害者だと私は思います。
このような商法が、化粧品業界に多いことも事実なのですが、心が痛みます。
初めて知りました。
100円均一で売っているビタミン剤も、よく見てみるとドラッグストアとかで売られている似たような商品の栄養が1/100だったりします。
パッケージが似ているし、金額も安いですが、中身は意味なし。
これはまだ、栄養表示を見ればわかりますが、
化粧品などのようにすでに表記の基準があいまいだと、
私たちは何を基準に買い物をしていいのかわかりません。
信用のあるお店で買うしかないと思いますが、どこを見れば信用できるのか。
お店の人も知識がないと「新商品」というだけで売り込んできますしね。
何か基準になるものがあるといいと思います。
使い心地も大切ですが、何か科学的に証明されていたりすると、
信用も得やすいのではないでしょうか。
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