小泉純一郎元首相の次男、小泉進次郎さんが対立候補の握手を無視
した動画がYouTubeで流れ、批判のコメントが殺到しているそうです。
民主党から出馬する横粂勝仁氏にとっては、チャンス到来の感があり
ますね。
小泉進次郎さんが当選したら4代目の国会議員になるわけで、政治家
の世襲については、ボクは反対の意見を持っています。
なぜなら国会議員の資質が、キャリアより劣っていると思うからです。
キャリアといわれている、国家公務員の方は、国家公務員試験の
上級甲種またはI種に合格し、幹部候補生として中央省庁に採用された
国家公務員の俗称とのことですが、このキャリアを使いこなすには、少なく
とも同じレベルでなくては、いけないんじゃないですか。
政権与党の各大臣も、事務次官がいなければ、仕事が出来ない人ばかり
です。
内閣がコロコロと変わっても、日本の国が機能しているのは、彼らキャリア
がいるからでしょう。
そして各省庁の外郭団体が、既得権によって、国家予算を食べてしまう
ことも事実です。
自民 民主の二大政党化していくのでしょうが、国会議員にはキャリア
並みの試験をさせて、合格した人が立候補できるシステムが良いと思って
います。
有権者に支持政党のない無党派層が多いのも、どうしようもない閉塞感が
あって、だれが当選しても、結局は同じと思っている人が多いのだと思い
ます。
タレント議員が悪いわけではなく、試験によって議員としての資質が備えて
いる人ならば、職業は関係ないのではと思います。
人気とかムードで投票する人が多いので、このように世襲が続くのだから、
有権者はもっと政治に関心をもたないといけないですね。
国会議員には、キャリアと共に、もっと日本を良くするような議員活動をして
ほしいですね。