株式会社 赤福
株式会社 赤福 の賞味期限の偽装事件から1年半くらい
経っていると思います。
いつも感じることだけど、多くの日本人の感覚が理解
出来ないことがあります。
赤福のホームページをみると、創業が1707年(宝永4年) と
なっていますから、300年の老舗です。
現経営陣は、大阪万博から多店舗化して販売の業績を
上げたそうです。
伊勢名物 赤福は、ボクもよく食べていました。
ボクが思うのは、300年も続く老舗の不祥事に、経営陣としての
覚悟が感じられなかったことです。
一従業員が起こした偽装ではなく、経営者の意思で、賞味期限
を偽装したことへの責任として、廃業すべきであった思います。
この経営一族は、地元の名士で十分な資産をお持ちのようです。
廃業すると、株式会社 赤福の従業員の生活に関わりますから、
従業員をそのまま引き継いで、赤福を経営したいと思う企業に、
簿価で売却する覚悟がなかったのだろうかと思います。
経営者としての覚悟がなく、甘えがあるように思うのは、ほんの
わずかな人だけなのでしょうね。
お土産で、赤福をいただきますが、自分で買うことは生涯ありません。
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