美容室経営
美容室のオーバーストアによって、業界でもいろいろな問題が
起きています。
1つは、価格競争ですね。
美容関連の業種は、1分間で100円という価格設定によって、
ある程度の経営が保たれています。
クイック・マッサージ エステサロン アロママッサージ などが
あります。
我々の美容室は、1分間で100円という顧客単価にはなって
いません。
QBハウス のように、カット10分で1000円という効率の良い
仕事にするには、集客力がカギになってきます。
資本力もなければ、集客の宣伝も出来ません。
そこで、数でこなそうとして価格を下げる競争になってきました。
美容材料の質を落とし、時間を短縮して技術をすれば、集客どころ
か評判がダウンして、売上ダウンをする悪循環に陥っているような
店が多くなっているようです。
2つめは、技術のダウンです。
経営の出来る、適切な料金ではないので、技術時間を短縮するの
ですが、結果的には手を抜くということになっています。
また事前のトリートメントなど、パーマヘアカラーでは絶対にしなくては
いけないことも、時間短縮とコストダウンということで、それをしないで
技術に入ってしまいます。
全国23-24万店舗という美容室の冬の時代の到来だと思います。
だからこそ、技術の向上と髪を科学して、お客様の髪を美しく健康に
するという意思を明確にしているサロンが、生き残っていくのだと思います。
PASTELのスタッフには、このことを必死に教育していきます。